法人カードのおすすめは、事業規模・年商・カード決済に集約できる支出ボリュームによって最適解が変わります。
年会費無料の三井住友カード ビジネスオーナーズやJCB Biz ONEで十分な事業者もいれば、合計260,000ポイントの入会キャンペーンと付帯特典で年会費を回収できるアメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードが正解になる事業者もいます。
2026年4月時点で個人事業主・中小法人の候補に挙がる法人カードは、年会費無料帯から年会費10万円超のプラチナ帯まで幅広く、選定の判断軸は「年間カード決済額×還元率+付帯特典の利用想定額」が年会費を上回るかどうかです。
決済を1枚に集約できる事業者ほどゴールド・プラチナ帯の費用対効果が出やすく、決済が分散している事業者は年会費無料帯のサブカードを併用する戦略が機能します。
この記事では、法人カードのおすすめ19枚を年会費帯別に比較し、目的・属性別の絞り込み方、選ぶときに見るポイントまで紹介します。
- 年会費無料帯では三井住友カード ビジネスオーナーズ・JCB Biz ONE・UPSIDER・マネーフォワード ビジネスカードが定番
- 年間100万円以上利用するなら三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドが永年無料化+継続特典で実質無料
- ステータス・付帯特典重視ならアメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードかセゾンプラチナ・ビジネス・アメックス
- 個人事業主・新設法人は決算書・登記簿不要で申し込めるカードを優先
- 1枚に絞らずメインカード+特約店向けサブカードの2枚持ちで還元率を最大化する運用が定石
法人カードのおすすめ比較一覧
2026年4月時点で個人事業主・中小法人にとって有力な法人カード19枚を、年会費・還元率・利用限度額・国際ブランド・主な特徴で一覧化します。
| カード名 | 年会費 | 還元率 | 限度額 | 国際ブランド | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| 三井住友カード ビジネスオーナーズ | 永年無料 | 0.5〜1.5% | 〜500万円 | Visa/Mastercard | 個人カードと2枚持ちで対象店2.0% |
| JCB Biz ONE | 永年無料 | 1.0% | 〜500万円 | JCB | Amazon・スタバで還元率上振れ |
| セゾンコバルトビジネス・アメックス | 永年無料 | 0.5〜2.0% | 個別審査 | American Express | AWS等の対象サービスで4倍還元 |
| ライフカードビジネスライトプラス | 永年無料 | 0.5% | 〜500万円 | Visa/Master/JCB | 最短3営業日発行 |
| NTTファイナンス Biz レギュラー | 永年無料 | 1.0% | 〜80万円 | Visa | 初年度から無料・freee連携 |
| UPSIDERカード | 永年無料 | 1.0〜1.5% | 〜10億円 | Visa | 最短即日発行・追加カード無制限 |
| マネーフォワード ビジネスカード | 永年無料 | 1.0〜3.0% | 〜10億円 | Visa | マネーフォワード関連で3%還元 |
| JCB一般法人カード | 1,375円(初年度無料) | 0.5% | 〜100万円 | JCB | 会計ソフト連携・ETC無料無制限 |
| ANA JCB法人カード | 2,475円(初年度無料) | ANAマイル0.5〜1.0% | 〜100万円 | JCB | 2マイルコースで1.0%(年5,500円の移行手数料) |
| 楽天ビジネスカード | 2,200円+楽天プレミアム年会費 | 1.0〜5.0% | 〜300万円 | Visa | 楽天市場5%還元・ETC無制限 |
| 三井住友カード ビジネス ゴールド | 5,500円(条件達成で永年無料) | 0.5〜2.0% | 〜500万円 | Visa/Mastercard | 年100万円利用で次年度永年無料+10,000P |
| Airカード | 5,500円 | 1.5% | 個別審査 | JCB | 業界最高水準の還元率1.5% |
| JCBゴールド法人カード | 11,000円(初年度無料) | 0.5〜1.49% | 〜250万円 | JCB | 空港ラウンジ・最高1億円補償 |
| アメックスビジネス | 13,200円 | 0.3〜1.0% | 個別審査 | American Express | 一般帯で空港ラウンジ同伴1名無料 |
| ダイナースクラブ ビジネスカード | 27,500円 | 0.4〜1.0% | 一律上限なし | Diners Club | プライオリティ・パス年10回無料 |
| セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス | 33,000円(初年度無料) | JALマイル最大1.125% | 個別審査 | American Express | プライオリティ・パス無制限・コンシェルジュ |
| アメックスビジネスゴールド | 49,500円 | 1.0% | 一律上限なし | American Express | 合計170,000ポイントの入会キャンペーン |
| ラグジュアリーカード チタン | 55,000円 | 1.0〜6.0% | 個別審査 | Mastercard | 金属製ボディ・コンシェルジュ24時間 |
| アメックスビジネスプラチナ | 165,000円 | 1.0% | 一律上限なし | American Express | 合計260,000ポイント・センチュリオンラウンジ |
還元率の上限値は対象加盟店・キャンペーン適用時の値で、基本還元率は別の値が標準です。利用限度額は申込者の事業規模・与信によって個別判定される割合が高く、表中の数字は券種ごとの公表上限の目安として参照してください。
年会費無料の法人カードは、初期コストなしで法人カードのスペック・付帯特典を試せます。年間決済額が100万円未満の小規模事業者・スタートアップ・個人事業主の主力としても、ゴールド・プラチナ帯のサブカードとしても機能します。
三井住友カード ビジネスオーナーズ

| 年会費 | 永年無料 |
|---|---|
| 基本還元率 | 0.5〜1.5% |
| 利用限度額 | 〜500万円 |
| 国際ブランド | Visa/Mastercard |
| 追加カード | 18枚まで無料 |
| ETCカード | 1枚無料 |
| 付帯保険 | 海外旅行傷害保険最高2,000万円(利用付帯) |
| 発行スピード | 最短3営業日 |
- 個人カードと2枚持ちで対象店舗の還元率が最大2.0%まで伸びる
- 決算書・登記簿謄本の提出不要で個人事業主・スタートアップでも申込可能
- 追加カードを18枚まで無料発行できる
- 基本還元率0.5%は対象店舗外では標準的
- 個人カードとの2枚持ちが前提でないと還元率2.0%は出ない
- 国際ブランドはVisa/Mastercardのみ(JCB非対応)
三井住友カード ビジネスオーナーズは、年会費永年無料・利用限度額〜500万円・追加カード18枚まで無料という、年会費無料帯のなかで基本スペックが頭ひとつ抜けた法人カードです。
三井住友カード(NL)など対象の個人カードと2枚持ちすると、対象店舗(コンビニ・飲食チェーンなど)でVポイントの還元率が最大1.5%まで伸びる仕組みがあり、決済1枚集約より2枚運用が前提の設計です。
申込時は決算書・登記簿謄本の提出が不要で、本人確認書類と簡単な事業情報のみで申込できる設計のため、起業間もない事業者でも審査の入口に立てます。
個人事業の開業届を提出した直後の段階や新設法人でも申込可能で、起業初期から決済を1枚に集約できる選択肢になります。
貯まったVポイントは三井住友フィナンシャルグループのSBI証券口座で投資信託の買付に充当でき、決済→ポイント→運用の動線をグループ内で完結できる点も他の年会費無料カードにはない強みです。
JCB Biz ONE

| 年会費 | 永年無料 |
|---|---|
| 基本還元率 | 1.0% |
| 利用限度額 | 〜500万円 |
| 国際ブランド | JCB |
| 追加カード | 発行不可 |
| ETCカード | 無料 |
| 付帯保険 | ショッピングガード最高100万円 |
| 発行スピード | 最短数営業日 |
- 基本還元率1.0%とJCB券種で最高水準
- Amazonで2.0%、スターバックスで最大10.5%まで還元率が伸びる
- 個人事業主・代表者単独利用に絞った設計で審査ハードルが低め
- 追加カードが発行できないため、従業員へのカード貸与には別カードが必要
- 国際ブランドはJCBのみで海外利用範囲が限定される
- 海外旅行傷害保険などの付帯保険なし
JCB Biz ONEは、JCBプロパー発行の年会費永年無料法人カードで、JCB系列券種では唯一の基本還元率1.0%水準を実現したカードです。
Amazon利用時は2.0%、スターバックスでは最大10.5%まで還元率が上振れする設計で、ECとカフェ決済を集約するとポイントの積み上げが効きます。
個人事業主・代表者単独利用に絞った設計のため追加カード発行はできず、従業員にカードを持たせる用途には別カードが必要になります。
申込時には青色申告決算書の控えなど事業実態を示す書類を準備しておくと、審査の通過率を引き上げやすくなります。
JCBオリジナルシリーズ加盟店(イトーヨーカドー・タイムズパーキング・ビックカメラ等)でも還元率が上振れし、JCBブランドが使える国内決済シーンに幅広く対応します。
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

| 年会費 | 永年無料 |
|---|---|
| 基本還元率 | 0.5%(対象サービスで2.0%) |
| 利用限度額 | 個別審査 |
| 国際ブランド | American Express |
| 追加カード | 9枚まで無料 |
| ETCカード | 5枚まで無料 |
| 付帯保険 | ショッピング保険最高100万円 |
| 発行スピード | 最短3営業日 |
- AWS・Microsoft 365等の対象IT・SaaSサービスでポイント4倍(実質2.0%還元)
- アメックス系列で唯一の年会費無料カード
- 永久不滅ポイントで有効期限の心配なし
- 基本還元率0.5%は対象サービス外では標準値
- 海外旅行傷害保険などの付帯保険が手薄
- アメックスブランドのため利用できない店舗がある
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、アメリカン・エキスプレス系列で唯一の年会費永年無料カードという稀少なポジションを持つ法人カードです。
AWS・Microsoft 365・Google Workspace・Yahoo!ビジネスサービスなど指定IT・SaaSサービスでポイントが4倍(実質2.0%還元)になる設計で、クラウドサービス決済を集約しているIT事業者向けの還元構造になっています。
貯まるポイントは有効期限のない「永久不滅ポイント」のため、ポイント失効を気にせずに長期で積み立てられます。
クラウド導入時にIT導入補助金を活用する事業者にとっては、補助対象外のSaaS費をこのカードで集約してポイントで実質値引きする運用が成立します。
アメリカン・エキスプレス・ブランドながら年会費がかからないため、将来セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードへアップグレードする際の入口としても位置付けられています。
ライフカードビジネスライトプラス

| 年会費 | 永年無料 |
|---|---|
| 基本還元率 | 0.5% |
| 利用限度額 | 〜500万円 |
| 国際ブランド | Visa/Mastercard/JCB |
| 追加カード | 3枚まで無料 |
| ETCカード | 1枚無料 |
| 付帯保険 | なし |
| 発行スピード | 最短3営業日 |
- 最短3営業日のスピード発行に対応
- Visa・Mastercard・JCBの3国際ブランドから選べる
- L-MALL経由で最大25倍までポイントが伸びる
- 基本還元率0.5%は標準値で、特約店利用前提
- 付帯保険がないため出張・旅行用途には不向き
- 追加カードは3枚までと少なめ
ライフカードビジネスライトプラスは、最短3営業日のスピード発行と3国際ブランド(Visa/Mastercard/JCB)から選べる柔軟性を併せ持つ年会費永年無料の法人カードです。
ライフカード独自のショッピングモール「L-MALL」を経由してAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピング等で買い物すると、ポイントが最大25倍まで上振れします。
申込時には決算書・登記簿が不要で、商業登記が完了していれば起業直後の事業者でも申込可能な設計です。
国際ブランドを後から変更できないため、Visa・Mastercard・JCBのうちどのブランドを主軸にするかを申込前に確定する必要があります。
ライフカード会員特典として弁護士無料相談サービスが利用でき、法務トラブルが起きやすい個人事業主にとっては実利のあるサポートが付帯します。
NTTファイナンス Bizカード レギュラー

| 年会費 | 永年無料 |
|---|---|
| 基本還元率 | 1.0% |
| 利用限度額 | 〜80万円 |
| 国際ブランド | Visa |
| 追加カード | 複数枚発行可 |
| ETCカード | 無料 |
| 付帯保険 | 海外旅行傷害保険最高2,000万円(利用付帯) |
| 発行スピード | 約2週間 |
- 永年無料で基本還元率1.0%は無料カードで高水準
- 海外旅行傷害保険2,000万円が標準付帯
- freee・マネーフォワード等のクラウド会計ソフト連携対応
- 利用限度額が〜80万円と低め
- Visaブランドのみで選択肢なし
- 発行スピードが約2週間と早くない
NTTファイナンス Bizカード レギュラーは、NTTグループの金融子会社が発行する年会費永年無料の法人カードで、無料帯としては高水準の基本還元率1.0%を実現しています。
海外旅行傷害保険最高2,000万円が利用付帯で標準装備されているため、海外出張時には外務省「たびレジ」と組み合わせた最低限のリスク対策が立てられます。
NTTグループのサービス(ドコモビジネス・OCN・NTT東日本/西日本)を利用している事業者なら、グループ向けの優待・キャッシュバックを受けられるケースがあります。
利用限度額の上限が80万円までと、UPSIDER・マネーフォワードのような大規模与信カードと比べると保守的な設計になっています。
国際ブランドはVisaのみで、Mastercardを主軸にしたい事業者には他カードとの併用前提となります。
UPSIDERカード

| 年会費 | 永年無料 |
|---|---|
| 基本還元率 | 1.0〜1.5% |
| 利用限度額 | 〜10億円 |
| 国際ブランド | Visa |
| 追加カード | 無制限 |
| ETCカード | 法人専用ETC対応 |
| 付帯保険 | なし |
| 発行スピード | 最短即日 |
- 利用限度額が最大10億円とスタートアップ・成長企業向けの規模に対応
- 追加カード(バーチャル・リアル)を無制限に発行できる
- 用途・取引先別の支出制限を管理画面から細かく設定可能
- 付帯保険がないため出張・旅行用途には別カードが必要
- Visaブランドのみ
- ステータス性は低めでフォーマルな商談用途には向かない
UPSIDERカードは、利用限度額が最大10億円までスケールする年会費永年無料の法人カードで、スタートアップ・成長企業の決済インフラとして設計されたカードです。
追加カード(バーチャル+リアル)を無制限に発行でき、従業員ごと・取引先ごと・用途ごとにカードを発行して支出を細かく統制できる管理画面が用意されています。
不正利用検知や特定加盟店での利用制限、上限金額の即時変更などをオンラインの管理画面から経理担当者が直接運用できる設計は、カード会社系の法人カードにはない強みです。
中小企業庁の創業支援を活用するスタートアップ層を主要顧客に置いており、決算実績がない新設法人でも与信を受けられる独自スコアリングを行っています。
最短即日発行に対応し、デジタル完結型の申込フローのため、紙の書類を郵送する手間がない点も急ぎの決済需要にフィットします。
マネーフォワード ビジネスカード

| 年会費 | 永年無料(カード未利用月は1,100円) |
|---|---|
| 基本還元率 | 1.0%(マネーフォワード関連で3.0%) |
| 利用限度額 | 〜10億円 |
| 国際ブランド | Visa |
| 追加カード | 無制限 |
| ETCカード | なし |
| 付帯保険 | なし |
| 発行スピード | 最短即日 |
- プリペイド型のため審査不要・新設法人でも利用可能
- マネーフォワード関連サービスで3.0%還元
- 利用枠が最大10億円までスケール可能
- プリペイド型のため事前チャージが必要
- ETCカード非対応
- 付帯保険・出張系特典なし
マネーフォワード ビジネスカードは、クラウド会計のマネーフォワードが発行するプリペイド型法人カードで、基本還元率1.0%・マネーフォワード関連サービスで3.0%還元の設計です。
プリペイド型のため審査が不要で、決算実績がない新設法人・個人事業主でも事前チャージした残高内で利用できます。
マネーフォワード クラウド会計・クラウド経費・クラウド請求書のサブスク利用料を集約すると、ポイント還元で実質的な月額値引きが効きます。
電子帳簿保存法に対応した明細データがマネーフォワード クラウド会計内で完結するため、原本保管の運用負荷を下げられます。
ETCカード・実体カードの追加発行はできず、決済はバーチャルカードまたはApple Pay/Google Pay経由になる設計です。
年会費1万円以下の法人カードは、無料帯から1段階上がった付帯保険・空港ラウンジ・高還元率を取りに行く帯です。条件達成で年会費が永年無料になる券種もあり、利用ボリュームを取れる事業者なら実質コストゼロで運用できます。
JCB一般法人カード

| 年会費 | 1,375円(初年度無料) |
|---|---|
| 基本還元率 | 0.5% |
| 利用限度額 | 〜100万円 |
| 国際ブランド | JCB |
| 追加カード | 1枚1,375円 |
| ETCカード | 無料・無制限 |
| 付帯保険 | 海外旅行傷害保険最高3,000万円・ショッピングガード最高100万円 |
| 発行スピード | 最短2週間 |
- ETCカードを無料・無制限に発行可能
- JCBオリジナルシリーズパートナーで還元率上振れ
- 海外旅行傷害保険3,000万円が標準付帯
- 基本還元率0.5%と標準的
- JCBブランドのみで海外利用範囲が限定
- 利用限度額〜100万円と中規模事業者には手狭
JCB一般法人カードは、JCBプロパー発行の年会費1,375円(初年度無料)の法人カードで、ETCカードを枚数制限なしで無料発行できる点が同価格帯では希少な設計です。
海外旅行傷害保険最高3,000万円・ショッピングガード保険最高100万円が標準付帯し、年会費に対する保険コスパが高い水準です。
JCBスターメンバーズ制度により、年間利用額に応じてポイント倍率が最大1.5倍まで上昇する仕組みがあります。
ETC2.0対応の決済を中心に運用したい運送業・営業車を多用する事業者には、ETC無料無制限が直接的なコスト削減として効きます。
利用限度額は〜100万円が上限で、年商規模が大きい事業者にはJCBゴールド法人カードへのステップアップが想定されています。
ANA JCB法人カード

| 年会費 | 2,475円(初年度無料) |
|---|---|
| 基本還元率 | ANAマイル0.5%(2マイルコース選択時1.0%) |
| 利用限度額 | 〜100万円 |
| 国際ブランド | JCB |
| 追加カード | 1枚2,475円 |
| ETCカード | 無料 |
| 付帯保険 | 海外旅行傷害保険最高1,000万円 |
| 発行スピード | 最短2週間 |
- 2マイルコース選択でANAマイル還元率1.0%相当(年5,500円の移行手数料あり)
- 新規入会・継続時に1,000マイルのボーナス
- 年会費2,475円とANAマイル系では低コスト
- 基本機能はJCB一般法人カードと同等で大差なし
- 利用限度額〜100万円と中規模事業者には手狭
- 出張系特典は控えめ
ANA JCB法人カードは、ANAマイレージクラブと一体型の法人カードで、フライト搭乗時のボーナスマイル(搭乗マイル+5%)と通常決済でのマイル積算が両立します。
2026年1月の制度改定でOki Dokiポイントは「J-POINT」に名称変更され、ポイント付与単位も200円につき1ポイントに変更になりました。標準の1マイルコース(旧5マイルコース)は1J-POINT=1マイル、年5,500円の移行手数料を払う2マイルコース(旧10マイルコース)は1J-POINT=2マイルで、後者で実質還元率1.0%相当になります。
新規入会時1,000マイル・カード継続時1,000マイルのボーナスマイルが付与され、ANA特典航空券への交換でフライト出張をカード決済で賄うサイクルが組めます。
ANAカードマイルプラス加盟店(セブン-イレブン・出光・ENEOS・ファミリーマート等)では、決済時に通常マイルとは別にマイルが追加で積算されます。
JCBブランドのため海外利用範囲はやや限定的で、海外出張が多い場合はANAカードのVisa/Mastercard版を併用するか別カードを併発する運用になります。
楽天ビジネスカード

| 年会費 | 2,200円+楽天プレミアムカード11,000円 |
|---|---|
| 基本還元率 | 1.0%(楽天市場5.0%) |
| 利用限度額 | 〜300万円 |
| 国際ブランド | Visa |
| 追加カード | 発行不可 |
| ETCカード | 複数枚まで無料 |
| 付帯保険 | 海外旅行傷害保険最高5,000万円(自動付帯)・楽天プレミアム引継ぎ |
| 発行スピード | 約1週間 |
- 楽天市場での発注で5.0%還元と業界最高水準
- ETCカードを複数枚まで無制限に無料発行
- 楽天プレミアムカードのプライオリティ・パスを共用可能
- 楽天プレミアムカード(11,000円)の同時発行が必須
- 楽天市場以外では1.0%と標準
- 国際ブランドはVisaのみ
楽天ビジネスカードは、楽天プレミアムカード(年会費11,000円)の追加カードとして発行する法人カードで、年会費は2,200円が追加で発生します。
楽天市場での買い物で還元率が5.0%まで伸びるため、楽天市場をビジネスの仕入・備品購入・贈答用途に使っている事業者には決済集約のリターンが大きくなります。
楽天ペイ・楽天Edyとの連携で楽天経済圏のサービスを横断利用すると、楽天ポイントが複数経路で積み上がる構造になっています。
ETCカードを枚数無制限で無料発行できるため、複数台の社用車を運用する事業者にとっては直接的なコスト削減になります。
個人カードの楽天プレミアムカードへの申込が前提で、法人カード単独では申込できないため、最初に楽天プレミアムカードの審査を通す必要があります。
三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド

| 年会費 | 5,500円(年100万円利用で次年度永年無料) |
|---|---|
| 基本還元率 | 0.5〜2.0% |
| 利用限度額 | 〜500万円 |
| 国際ブランド | Visa/Mastercard |
| 追加カード | 18枚まで無料 |
| ETCカード | 1枚無料 |
| 付帯保険 | 海外旅行傷害保険最高2,000万円・ショッピング保険最高300万円 |
| 発行スピード | 最短3営業日 |
- 年間100万円利用で次年度以降の年会費が永年無料
- 継続特典として年100万円達成時に10,000ポイント付与
- 空港ラウンジ・付帯保険を5,500円(条件達成で実質無料)で利用
- 永年無料化には毎年100万円のカード利用が条件
- 個人カードとの2枚持ちが前提でないと還元率2.0%は出ない
- 国際ブランドはVisa/Mastercardのみ
三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドは、年会費5,500円のゴールド法人カードで、年間100万円利用で翌年度以降の年会費が永年無料になる「永年無料化条件」が大きな特徴です。
100万円利用達成時には毎年10,000ポイント(Vポイント)の継続利用ボーナスも付与されるため、年100万円超の決済を集約できる事業者には実質コストゼロで運用できます。
個人カードとの2枚持ちで対象店舗の還元率が最大2.0%まで伸びる仕組みは無料版のビジネスオーナーズと共通で、ゴールド版ではこれに国内空港ラウンジサービスと旅行傷害保険最高2,000万円が追加されます。
利用限度額〜500万円・追加カード18枚まで無料発行という基本スペックは無料版と共通で、ゴールド版へのアップグレードは「年100万円達成できる年商」が判断軸になります。
ナンバーレス仕様でカード番号がスマホアプリ上のみで管理されるため、物理カードからの番号漏洩・スキミングリスクが構造的に下がる設計です。
Airカード

| 年会費 | 5,500円 |
|---|---|
| 基本還元率 | 1.5% |
| 利用限度額 | 個別審査 |
| 国際ブランド | JCB |
| 追加カード | 発行不可 |
| ETCカード | 無料 |
| 付帯保険 | なし |
| 発行スピード | 約1〜2週間 |
- 業界最高水準の基本還元率1.5%(特約店ではなく標準利用)
- リクルートグループサービス(Airレジ・Airペイ)と連携
- リクルートポイント・Pontaポイント・dポイント等への交換可
- 追加カードが発行できない
- 付帯保険がない
- 国際ブランドはJCBのみ
Airカードは、リクルートが運営するAirレジ加盟店向けに発行されるJCB法人カードで、業界最高水準の基本還元率1.5%が全加盟店共通で適用される稀少な設計です。
還元率は加盟店別の上振れではなく1.5%固定のため、特定店舗・特定サービスに偏らない決済をする事業者ほど他カードとの差が大きくなります。
貯まるポイントはリクルートポイント(Pontaポイント・dポイントへの交換可)で、ホットペッパービューティー・じゃらん・ホットペッパーグルメなどリクルート系サービスで消化できます。
Airレジ・Airペイ・AirREGI等のリクルート系業務システムを運用する飲食・小売・美容サロン経営の事業者にはエコシステム内で決済から販促まで完結する利点があります。
利用限度額は個別審査で、Airレジ加盟店としての売上実績が審査の参考データになる構造です。
年会費1〜3万円の法人カードは、ゴールド帯の中堅クラスで、空港ラウンジ・高額の海外旅行傷害保険・ハイステータスブランドが揃う帯です。出張頻度が中程度の事業者の主力として機能します。
JCBゴールド法人カード

| 年会費 | 11,000円(初年度無料) |
|---|---|
| 基本還元率 | 0.5〜1.49% |
| 利用限度額 | 〜250万円 |
| 国際ブランド | JCB |
| 追加カード | 1枚3,300円 |
| ETCカード | 無料・無制限 |
| 付帯保険 | 海外旅行傷害保険最高1億円・国内最高5,000万円 |
| 発行スピード | 最短2週間 |
- 海外旅行傷害保険最高1億円とゴールド帯の手厚い補償
- 空港ラウンジ無料利用
- ETCカード無料・無制限発行
- 追加カードが3,300円と有料
- JCBブランドのみで海外利用範囲が限定
- 基本還元率0.5%と標準的
JCBゴールド法人カードは、JCBプロパー発行のゴールド法人カードで、海外旅行傷害保険最高1億円・国内旅行傷害保険最高5,000万円の高額補償が標準付帯します。
全国の主要空港・ホノルル空港の空港ラウンジを無料利用でき、海外現地のJCBプラザ ラウンジも使えるため、外務省の海外安全情報と組み合わせて渡航リスク対策を立てやすくなります。
JCBスターメンバーズで年間利用額に応じてポイント倍率が最大1.5倍まで上振れし、ゴールド継続会員には独自の優待が用意されます。
利用限度額〜250万円・追加カード1枚目1,375円という設計で、JCB一般法人カードからのステップアップ層を主要顧客に置いています。
JCBブランド単独のため、海外加盟店ではVisa/Mastercardが必要な場面もあり、海外出張時はサブカード併用が現実的な運用になります。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーン・カード

| 年会費 | 13,200円 |
|---|---|
| 基本還元率 | 1.0% |
| 利用限度額 | 一律上限なし(個別審査) |
| 国際ブランド | American Express |
| 追加カード | 1枚6,600円 |
| ETCカード | 1枚無料 |
| 付帯保険 | 海外旅行傷害保険最高5,000万円・国内最高5,000万円 |
| 発行スピード | 最短2〜3週間 |
- 一般帯で空港ラウンジ同伴1名無料
- 利用限度額が一律上限なし(事業実態で個別判定)
- 後続のビジネス・ゴールド/プラチナへのアップグレード経路
- 追加カード6,600円と有料
- ANAマイル還元はメンバーシップ・リワード・プラス(年会費3,300円)が必要
- アメックスブランドのため一部加盟店で利用不可
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーン・カードは、年会費13,200円の法人カードで、一般帯のカードでありながら国内主要空港・ハワイ空港のラウンジを同伴者1名まで無料で利用できる設計です。
アメックスオファー(特定加盟店での請求額割引・キャッシュバック)が法人カードでも利用でき、登録した加盟店で決済すると指定金額が請求から自動的に割引される仕組みです。
メンバーシップ・リワードプログラムで貯まるポイントは、ANAマイル(メンバーシップ・リワード・プラス登録時に1,000ポイント=1,000マイル)やJALマイル(2,500ポイント=1,000マイル)に交換できます。
ビジネス・セービングというアメックス独自の事業者向け優待プログラムで、人材紹介・印刷・出張サービスなどのビジネスサービス利用時の割引も受けられます。
利用限度額に一律の上限がなく、決済実績を積むと申込時の与信よりも大きな金額の決済を承認できる仕組みで、年商成長に追従する設計になっています。
ダイナースクラブ ビジネスカード

| 年会費 | 27,500円 |
|---|---|
| 基本還元率 | 0.4〜1.0% |
| 利用限度額 | 一律上限なし(個別審査) |
| 国際ブランド | Diners Club |
| 追加カード | 無料 |
| ETCカード | 無料 |
| 付帯保険 | 海外旅行傷害保険最高1億円・国内最高1億円 |
| 発行スピード | 最短2〜3週間 |
- プライオリティ・パスを年10回無料利用
- 国内250以上のレストランで2名以上のコース予約時に1名分無料
- 利用枠は一律上限なしで高額決済対応
- 国際ブランドDiners Clubは国内外で使えない店舗が多い
- 基本還元率は0.4〜1.0%と標準的
- ステータス性は高めだが年会費負担あり
ダイナースクラブ ビジネスカードは、年会費27,500円の法人カードで、利用限度額に一律の上限を設けない「カスタム与信」の設計が大きな特徴です。
プライオリティ・パスが年10回まで無料で利用でき、世界1,500以上の空港ラウンジにアクセスできる出張サポートが標準装備されます。
国内250以上の名店レストランで2名以上のコース料理予約時に1名分が無料になる「エグゼクティブ ダイニング」が標準付帯し、交際費に該当する会食シーンを実利のあるレストラン優待で取り回せます。
ダイナースクラブ コンパスというビジネス専用ポータルからは、出張・会食・贈答用のサービスをワンストップで予約でき、秘書的な活用が可能です。
家族カードを年会費無料で発行でき、ETCカードも複数枚無料で発行できるため、決済規模・与信規模ともに法人代表の利用に向いています。
年会費3万円以上の法人カードは、プラチナ帯のプレミアムクラスで、プライオリティ・パス無制限・コンシェルジュ・年1泊無料宿泊などの付帯特典が揃います。年間決済500万円以上を集約できる事業者なら、年会費を上回るリターンが取りやすい帯です。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

| 年会費 | 33,000円(初年度無料) |
|---|---|
| 基本還元率 | 0.5%(JALマイル最大1.125%) |
| 利用限度額 | 個別審査 |
| 国際ブランド | American Express |
| 追加カード | 1枚3,300円 |
| ETCカード | 5枚まで無料 |
| 付帯保険 | 海外旅行傷害保険最高1億円・国内最高5,000万円 |
| 発行スピード | 最短3営業日 |
- プライオリティ・パスが本人・家族とも無制限
- JALマイル還元率最大1.125%
- 一休.comダイヤモンド会員6ヶ月無料・コンシェルジュ24時間
- セゾンマイルクラブ加入時は入会キャンペーンの還元対象外
- 紹介プログラムのSNS公開募集は規約違反
- 個人事業主向けのため大規模法人での集中利用には向かない
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、年会費33,000円のプラチナ帯法人カードで、JALマイルへの実質還元率が最大1.125%まで伸びる「SAISON MILE CLUB」の設計が最大の差別化ポイントです。
プライオリティ・パスを本人・家族カードともに無制限利用でき、24時間365日対応のコンシェルジュサービスが標準装備で、年会費10万円超のプラチナ帯と比較しても遜色ない出張・接待支援が受けられます。
初年度年会費無料の特典があり、年200万円利用で次年度以降の年会費が半額(16,500円)になる優遇条件が設定されています。
メイン特典のJALマイル積算は、ショッピング1,000円ごとに10マイル+永久不滅ポイント1,000ポイントごとに2.5マイルで組み立てられ、年200万円利用で年22,500マイル相当が積み上がります。
個人事業主・新設法人でも申込できる柔軟な審査基準で、プラチナ帯のステータスとマイル特化型の還元構造を年33,000円で享受できる稀少な設計になっています。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

| 年会費 | 49,500円 |
|---|---|
| 基本還元率 | 1.0% |
| 利用限度額 | 一律上限なし |
| 国際ブランド | American Express |
| 追加カード | 4枚まで無料/5枚目以降13,200円 |
| ETCカード | 5枚まで無料 |
| 付帯保険 | 海外旅行傷害保険最高1億円 |
| 発行スピード | 最短3営業日 |
- 2026年4月の入会キャンペーンで合計170,000ポイント獲得可能
- 年間300万円利用で2名分の無料宿泊券
- メタルカード仕様+ローズゴールドの新カラーも選択可
- 入会キャンペーンの段階達成には4・8・10ヶ月の期限管理が必要
- 追加カードは4枚を超えると年会費が発生
- アメックスブランドのため一部加盟店で利用不可
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードは、年会費49,500円のゴールド帯法人カードで、入会キャンペーンで合計170,000ポイントが付与される業界最大級の入会ボーナスが特徴です。
メンバーシップ・リワードプログラムは「メンバーシップ・リワード・プラス」(年3,300円)に登録するとポイント還元率が実質1.0%水準まで伸び、ANAマイルへの交換レートも1,000ポイント=1,000マイルに改善します。
国内外の空港ラウンジを同伴者1名まで無料利用でき、年300万円利用達成で2名分のホテル無料宿泊券(フリー・ステイ・ギフト)が毎年付与されます。
カード本体がメタル素材で発行され、ローズゴールドの新カラーも選べる仕様になり、視覚・触覚でのステータス感が一段引き上がっています。
利用限度額に一律の上限がなく、決済実績を積み上げる方式で年商成長に追従する設計はビジネス・グリーン・カードと共通です。
ラグジュアリーカード チタンカード
| 年会費 | 55,000円 |
|---|---|
| 基本還元率 | 1.0%(マイル交換時) |
| 利用限度額 | 個別審査 |
| 国際ブランド | Mastercard |
| 追加カード | 1枚16,500円 |
| ETCカード | 無料 |
| 付帯保険 | 海外旅行傷害保険最高1億2,000万円・国内最高1億円 |
| 発行スピード | 最短5営業日 |
- 金属製カードボディと24時間コンシェルジュデスク
- プライオリティ・パスが本人・家族とも無制限
- Mastercard Taste Of Premiumの高級レストラン優待
- 追加カードは16,500円と高額
- Mastercardブランドはアメックス・ダイナースほどステータス感が確立していない
- 基本還元率は標準的で、対象加盟店利用前提で価値が出る
ラグジュアリーカード チタンカードは、年会費55,000円のMastercardブランドのプラチナ帯法人カードで、金属製のカード本体(重量約22g)が物理的なステータス表現として作用するカードです。
24時間365日対応のコンシェルジュサービスは、レストラン予約・出張手配・贈答品手配など秘書的な機能を担い、即時返答できる対応速度に定評があります。
Mastercard Worldエリート特典として、世界の高級ホテル群と提携した「Luxury Card Hotels」で部屋アップグレード・朝食無料・遅延チェックアウト等の優待が利用できます。
プライオリティ・パスを本人・家族カードともに無制限で利用でき、海外出張で複数空港を経由する事業者には実用価値が高い空港特典です。
カード会員限定の文化・アート系イベント(美術館貸切ナイト・舞台公演招待など)への参加が用意され、富裕層・経営層向けのコミュニティへのアクセスが付帯します。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード

| 年会費 | 165,000円 |
|---|---|
| 基本還元率 | 1.0% |
| 利用限度額 | 一律上限なし |
| 国際ブランド | American Express |
| 追加カード | 4枚まで無料/5枚目以降13,200円 |
| ETCカード | 5枚まで無料 |
| 付帯保険 | 海外旅行傷害保険最高1億円 |
| 発行スピード | 最短3営業日 |
- 2026年4月の入会キャンペーンで合計260,000ポイント獲得可能
- センチュリオンラウンジ・プライオリティ・パス無制限
- 年20,000円トラベルクレジット・年1泊無料宿泊・ヒルトン/マリオット等の上級ステータス
- 年会費165,000円とプレミアム帯で最高水準の負担
- Amazon対象サービスで100万円・通常決済で400万円の決済が前提
- アメックスブランドのため一部加盟店で利用不可
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードは、年会費165,000円のプラチナ帯法人カードで、入会キャンペーンで合計260,000ポイント獲得が可能な業界最大級の入会ボーナスが用意されています。
世界に展開するセンチュリオン・ラウンジ(香港・ニューヨーク・ロサンゼルス等)への無料アクセス権、デルタ航空のスカイクラブ・ラウンジ利用権など、他カードでは持てない一流ラウンジへのアクセスが特徴です。
プライオリティ・パスのプレステージ会員資格(同伴者1名まで無料)、Marriott Bonvoyゴールドエリート資格、Hilton Honorsゴールド資格など、ホテル・空港の上級会員資格が複数付帯します。
4枚目までのアメックス・プラチナ・カードを年会費無料で追加発行でき、複数の経営陣・役員にプラチナクラスのステータスとサービスを共有できる設計です。
ビジネス・ファイン・ホテルズ・アンド・リゾーツの予約金額キャッシュバック、年20,000円分のトラベルクレジット、フリー・ステイ・ギフトなど、年会費分以上の利用価値が見込める特典が体系的に組み込まれています。
超主観:法人カードの中で最強なのはセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
ここまで19枚を年会費・還元率・付帯特典で客観的に比較してきました。
最後にひとつだけ主観で言わせてもらうなら、私がもっとも「総合バランスが取れている」と感じるのは、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードです。

プラチナ帯で初年度年会費無料という稀少設計
年会費33,000円のプラチナ帯ですが、初年度年会費無料という稀少な条件が用意されています。
同じプラチナ帯のアメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード(年165,000円)、ラグジュアリーカード チタンカード(年55,000円)、ダイナースクラブ ビジネスカード(年27,500円)はいずれも初年度から年会費が発生するため、「プラチナをノーリスクで1年試したい」段階で持てるのは本カードだけです。
解約タイミングを年会費発生前に置けば、付帯特典を1年間使い倒した上で実質コストゼロも成立する設計になっています。
SAISON MILE CLUB加入でJALマイル最大1.125%還元
「SAISON MILE CLUB」(年4,400円)に加入すると、ショッピング1,000円ごとにJALマイル10マイル+永久不滅ポイント1,000ポイントごとに2.5マイルの二重積算で、JALマイル還元率は実質1.125%まで伸びます。
マイル特化型として比較対象になるANA JCB法人カードの2マイルコース(年5,500円の移行手数料あり)は1.0%、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド/プラチナのANAマイル交換はメンバーシップ・リワード・プラス(年3,300円)経由で約1.0%相当です。
JALマイルへの直接還元では本カードが業界最高水準で、JALマイルを軸に出張航空券を集約したい事業者には他カードでは出せない還元率になります。
個人事業主・新設法人でも審査が通る柔軟さ
プラチナ帯でありながら、決算書・登記簿謄本の提出を必須としていない柔軟な審査基準が用意されています。
プラチナ帯の中では年会費33,000円という最安水準で、かつセゾン側の公式案内で申込対象を「個人事業主・経営者の方」と明示している点が他のプラチナにはない特徴です。
設立直後の新設法人や開業届を出したばかりの個人事業主でも申込でき、起業初期からプラチナ帯のステータスを確立できる入口として代わりが効きません。
プライオリティ・パス無制限+24時間コンシェルジュが標準
プライオリティ・パスは本人・家族カードともに無制限利用、24時間365日対応のコンシェルジュサービス、一休.comダイヤモンド会員6ヶ月無料、Tablet Hotels年会費無料(99米ドル相当)など、上位プラチナと並ぶ付帯特典が標準装備されます。
同じ無制限プライオリティ・パスを付帯するアメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード(年165,000円)やラグジュアリーカード チタンカード(年55,000円)と比較しても、年33,000円でこの付帯特典が揃うのは頭ひとつ抜けたコストパフォーマンスです。
ダイナースクラブ ビジネスカード(年27,500円)はプライオリティ・パスが年10回までと制限があるため、ラウンジ利用頻度が高い事業者ほど本カードの方が実利が出ます。
総じて、コストとリターンのバランスが他のプラチナ帯より明確に良い1枚です。
「初めてプラチナを持つ法人代表」「JALマイルを軸に出張を最適化したい個人事業主」「新設法人で早期にステータスを確立したい事業者」のいずれにも、私は迷わずこのカードを推します。
目的・属性別のおすすめ法人カード
年会費別の選定軸とは別に、事業規模・属性・利用目的によっても最適なカードは絞り込めます。
個人事業主・フリーランスにおすすめの法人カード
個人事業主・フリーランスは、決算書・登記簿謄本の提出を求められないカードから選ぶのが基本です。三井住友カード ビジネスオーナーズ・JCB Biz ONE・セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、本人確認書類と簡単な事業情報の入力のみで申込でき、確定申告を行っている個人なら審査の入口に立てます。年会費無料で利用でき、不要になっても解約コストがゼロな点も無料カードの強みです。
スタートアップ・新設法人におすすめの法人カード
設立1年以内の新設法人は、決算書がない状態でも申込可能なカードを優先します。UPSIDERカード・マネーフォワード ビジネスカードは決算実績がなくても発行できる設計で、利用枠も最大10億円規模まで対応します。アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードには新設法人限定の入会特典(初年度年会費無料+120,000ポイント)が用意されており、法人設立届出書を提出した直後の段階から付帯特典を試せます。SaaS・クラウドサービスでの決済が多いスタートアップなら、AWS等で4倍還元のセゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードを併用する2枚持ちも有力です。
発行スピード重視ならおすすめの法人カード
「いますぐ法人カードが必要」という事業者には、最短即日〜3営業日で発行されるカードを選びます。UPSIDERカードはオンライン申込から最短即日でバーチャルカードが発行され、リアルカードは約1週間で届きます。ライフカードビジネスライトプラスは最短3営業日のスピード発行に対応し、書類確認後すぐにカードが届きます。マネーフォワード ビジネスカードもプリペイド型で審査が不要なため、申込から数日でカードが利用可能になる設計です。
会計ソフト連携重視ならおすすめの法人カード
freee・マネーフォワード クラウド会計・弥生会計などとAPI連携で明細を自動取り込みできる法人カードを選ぶと、月次の経費精算工数が大きく削減できます。マネーフォワード ビジネスカードはマネーフォワードのエコシステムと深く統合され、明細データが直接会計帳簿に連動します。NTTファイナンス Bizカード レギュラーはfreeeとの公式連携が標準、JCB Biz ONE・JCB一般法人カード・三井住友カード ビジネスオーナーズも主要会計ソフトとの連携に対応しています。
出張・空港ラウンジ重視ならおすすめの法人カード
出張頻度が高く空港ラウンジ・プライオリティ・パスを多用する事業者には、プラチナ帯のアメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード(プライオリティ・パス無制限+センチュリオンラウンジ)か、コストを抑えるならセゾンプラチナ・ビジネス・アメックス(プライオリティ・パス無制限・年会費33,000円)の2択が有力です。年に数回程度の出張ならダイナースクラブ ビジネスカード(プライオリティ・パス年10回無料)も費用対効果が出ます。
マイル還元重視ならおすすめの法人カード
マイル特化で選ぶなら、JALマイル還元率最大1.125%のセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスか、ANAマイル還元率1.0%(2マイルコース選択時)のANA JCB法人カードが有力です。アメリカン・エキスプレス系のビジネス・ゴールド/ビジネス・プラチナはメンバーシップ・リワード・プラスを経由してANAマイルへ1ポイント=1マイルで交換できるため、ポイントを大量に貯めてからまとめてマイル化する戦略が機能します。出張航空券・特典航空券で年会費以上の価値を取りに行く運用に適しています。
法人カードのおすすめを選ぶときに見るポイント
法人カードの選定で見るべき項目は、年会費だけではありません。実際の使い勝手とトータルコストに直結する判断軸を6つ挙げます。
年会費と利用ボリュームのバランス
年会費の回収可否は「年間カード決済額×還元率+付帯特典の利用想定額」で判定します。
年間決済500万円・還元率1%なら還元だけで5万円分、ここに空港ラウンジ・無料宿泊・トラベルクレジットなどの付帯特典を実利用ベースで足して、年会費を上回るかどうかを見ます。
年間決済が100万円未満なら年会費無料カード、200〜500万円ならゴールド帯、500万円以上ならプラチナ帯が損益分岐の目安です。
ポイント還元率と対象店舗の組み合わせ
基本還元率は0.5〜1.0%が標準ですが、対象加盟店・SaaSサービス・Amazon等の特約店で還元率が伸びる仕様のカードが多くあります。
自社の決済が集中する加盟店(Amazon Business・AWS・楽天市場・Yahoo!ビジネス・スターバックス)が、候補カードの特約店リストに含まれているかを確認すると、実効還元率が見えてきます。
基本還元率の高さだけで判断せず、自社の決済プロファイルと特約店ラインナップの一致度を測るのが近道です。
利用限度額の上限
利用限度額は、決算実績・代表者の信用情報・事業内容によって個別判定されるため、券種の公表値はあくまで「上限の目安」です。
年間決済500万円規模の事業者なら、月平均40万円程度のため一般的な100〜300万円の限度額で間に合います。
広告費・大型仕入のある事業者なら、利用枠の上限が高い券種(UPSIDER最大10億円・アメックス系の一律上限なし・三井住友ビジネスオーナーズ最大500万円)を選びます。
追加カード・ETCカードの発行可否
従業員・役員へのカード貸与が必要な場合は、追加カードの無料発行枚数の上限を確認します。
三井住友カード ビジネスオーナーズは18枚、セゾンコバルト・ビジネス・アメックスは9枚、UPSIDERは無制限、アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードは4枚まで無料です。
ETCカードは多くの法人カードで無料ですが、複数台・複数ユーザーで使う場合は発行可能枚数も併せてチェックします。
会計ソフト連携と経費精算の対応
freee・マネーフォワード クラウド会計・弥生会計などとAPI連携できる法人カードを選ぶと、明細の自動取り込みで月次の経費精算工数が大幅に削減できます。
多くの主要法人カードは連携対応済みですが、券種ごとに連携方式(CSVダウンロード/API連携)と取得できる項目(加盟店名・カテゴリ)に差があるため、自社が使う会計ソフトの公式連携対応一覧を確認してから決めるのが安全です。
空港ラウンジ・付帯保険などの特典
付帯特典は使わなければ単なる広告で終わるため、自社の出張・接待・予算規模で実利用するものだけを評価します。
出張頻度が低いならラウンジ特典は重視せず、現地での突発トラブルに備えたい事業者なら海外旅行傷害保険の補償額(最高5,000万円〜1億円)を確認するなど、実利用ベースで取捨選択する判断が、年会費を回収する近道です。
法人カードのおすすめに関するQ&A
法人カードのおすすめは年商で変わりますか
年商そのものよりも、カードに集約できる年間決済額が選定の軸です。
年商1億円でも仕入を銀行振込中心に運用している事業者は、カード決済が100万円程度に留まるケースもあります。
逆に年商3,000万円でも広告費・SaaS・備品をカードに集約していれば500万円以上の決済になることがあります。
実際にカードに乗せられる支出を試算してから年会費帯を決める順序が、ミスマッチを避ける動きです。
個人事業主でも法人カードは発行できますか
多くの法人カードは「法人または個人事業主」を申込対象としており、開業届を出して活動している個人なら申込可能です。
三井住友カード ビジネスオーナーズ・JCB Biz ONE・セゾンコバルト・ビジネス・アメックス・UPSIDERカードなどは、決算書・登記簿謄本の提出を必須としていないため、個人事業主・副業実態のある会社員でも審査の入口に立てます。
法人カードは複数枚持ちが基本ですか
使い分けによっては複数枚持ちが合理的なケースが多いです。
たとえばメインカードに年会費無料の三井住友カード ビジネスオーナーズを置きつつ、SaaS決済用にセゾンコバルト・ビジネス・アメックス(AWS等で4倍還元)、楽天市場での発注用に楽天ビジネスカード(楽天市場5%還元)を併用すると、ジャンル別に最大の還元を取りやすくなります。
決済額が増えてきたタイミングで、ゴールド・プラチナ帯の付帯特典付きカードに段階的に主軸を移す動きも一般的です。
法人カードのおすすめは年会費無料を選んでも問題ありませんか
年間カード決済額が100万円未満で、空港ラウンジ・出張保険などの付帯特典を実利用しない事業者なら、年会費無料カードで十分です。
決済額が増えてきても、年会費無料カードをそのまま継続するか、年会費5,500円で条件達成すれば永年無料になる三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドにアップグレードするかは、付帯特典の利用想定額で判断します。
年会費無料でも基本機能(ETC無料・会計ソフト連携・追加カード発行)は揃っており、ゴールド・プラチナと比べて見劣りするのは付帯保険・空港ラウンジの部分に限られます。
設立したばかりの法人でも申し込めますか
設立1年未満の新設法人でも申込できる法人カードは複数あります。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードには新設法人限定の入会特典(初年度年会費無料)が用意されており、決算書がない状態でも申込可能です。
UPSIDERカード・マネーフォワード ビジネスカード(プリペイド型のため審査自体が不要)も新設法人で使えます。
年会費無料帯の三井住友カード ビジネスオーナーズ・JCB Biz ONE・セゾンコバルトも決算書を必須としていないため、起業直後の最初の1枚に向いています。
マイルを貯めるのにおすすめの法人カードはどれですか
JALマイル特化ならセゾンプラチナ・ビジネス・アメックス(最大1.125%)、ANAマイル特化ならANA JCB法人カード(2マイルコース選択時1.0%・年5,500円の移行手数料あり)が代表的です。
複数の航空会社のマイルに柔軟に交換したいなら、メンバーシップ・リワード・プラス対応のアメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド/ビジネス・プラチナがANA・デルタ・シンガポール・ブリティッシュ・エアウェイズなど15以上の航空会社マイルへ交換できる構造のため、選択肢が広く取れます。
まとめ:法人カードのおすすめは「決済額×還元率+付帯特典の実利用」で決まる
法人カードのおすすめは、事業規模・カード決済に集約できる支出ボリューム・実際に使う付帯特典の組み合わせで決まります。
年間決済100万円未満なら三井住友カード ビジネスオーナーズ・JCB Biz ONE・UPSIDER・マネーフォワード ビジネスカードの年会費無料帯から選び、200〜500万円なら三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド(条件達成で永年無料)が損益分岐の取りやすい1枚です。
500万円以上の決済を集約できる事業者なら、付帯特典が厚いプラチナ帯のセゾンプラチナ・ビジネス・アメックス(年会費33,000円・初年度無料)やアメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード(年会費165,000円・合計260,000ポイントの入会キャンペーン)で、年会費以上のリターンを取りに行けます。
1枚に絞らず、メインカード+特約店向けサブカードの2枚持ちで還元率を最大化する運用も、法人カードの定石として機能します。
